Billboard JAPAN


NEWS

2016/11/25 19:40

様々な時代の流行とジャンルが入り交る、聴き手を飽きさせないザ・ウィークエンド『スターボーイ』(Album Review)

 「キャント・フィール・マイ・フェイス」、「ザ・ヒルズ」2曲のNo.1シングルを輩出した前作『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』(2015年)の大ヒットから、およそ1年ぶり、通算3作目のスタジオ・アルバム『スターボーイ』を2016年11月25日にリリースした、R&Bシーンのトップスター、ザ・ウィークエンド。

 本作からは、ダフト・パンクが参加した先行シングル「スターボーイ」が、米ビルボード・ソング・チャートで最高位2位をマークし、9月28日に公開されたミュージック・ビデオは、2億6000万回という凄まじい視聴回数を記録する大ヒットとなり、スウェーデンやニュージーランドでは、先立ってNo.1を獲得している。

 アメリカでも、間もなく首位を獲得するであろう、このタイトル曲含む、ザ・ウィークエンドの新作は、全18曲という大ボリュームで、ダフト・パンクの他に、ケンドリック・ラマーやフューチャーといった人気ラッパーから、美声のシンガーソングライター、ラナ・デル・レイといった、実力派として知られるゲスト陣が参加している。

 制作には、マルーン5などの売れっ子を手掛けるドック・マッキンニー、リアーナやヤング・サグの最新作『ジェフリー』にも参加しているフランク・デュークス、2015年、ドレイクの「ジャンプマン」や、アイラヴマコーネンの「チューズデイ」などを大ヒットに導いたメトロ・ブーミンなど、最新のR&B/ヒップホップ・トラックを生み出す名プロデューサーたちが参加している。その他にも、おなじみマックス・マーティンや、カーディガンズのメンバーであるピーター・スヴェンソンもクレジットされている。

 アーバン・コンテンポラリー調の「スターボーイ」から、スリリングなパンク・ロック「フォールス・アラーム」、ダフト・パンクとのコラボ2曲目となる、ディスコ・チューン「アイ・フィール・イット・カミング」、ずっしりと重たいヒップホップ・グルーヴ「オール・アイ・ノウ」など、様々な時代の流行とジャンルが入り交じっていて、聴き手を飽きさせないアルバム構成になっている。とはいえ、前2作までのウィークエンドの音楽性、軸はまったくブレていないので、ご安心を。

 ブルー、ショッキング・ピンク、イエローのコントラストが印象的なジャケット・アートを担当したのは、フォトグラファーのナビル・エルダーキン。「ジャケ買いしたら、まんまその音だった」と言える、アート&ミュージックが見事に調和した『スターボーイ』。2017年度を代表するR&Bアルバムに相応しい1枚となりそうだ。国内盤は、12月23日に発売予定。


Text: 本家 一成

◎リリース情報
『スターボーイ』
ザ・ウィークエンド
デジタル配信
https://goo.gl/vwHDxt

関連商品

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    【MUSIC AWARDS JAPAN 2026】Premiere Ceremonyの受賞者リストを発表

  2. 2

    日曜劇場「GIFT」「こういう展開にする必要はあったのか」「普通に涼さんと人香ちゃん(有村架純)が幸せになるところが見たかった」

  3. 3

    【先ヨミ・デジタル】吉田仁人『東京』DLアルバム首位独走中 ROIROM/嵐が続く

  4. 4

    【先ヨミ】櫻坂46『Lonesome rabbit / What's “KAZOKU”?』61.7万枚でシングル首位独走中

  5. 5

    「リボ-ン~最後のヒ-ロ-~」「“高橋一生劇場”お見事でした」「謎を残したラストだったのでいろいろと想像するのも楽しい」

HOT IMAGES

注目の画像